Top >  クレジットカードの審査基準 >  ■クレジットカード『就労先』について

■クレジットカード『就労先』について

●就労先の差

審査上、クレジットの返済原資の元となる収入源、つまり勤務先が最も重要です。

したがって親の庇護が受けられる18歳以上の学生や、夫の収入を返済原資と判断される専業主婦、年金受給者など以外の無職の方は、原則としてクレジットの審査は通りません。
収入があったとしても、それが生活保護や失業保険である場合には、純粋な収入があるとはみなされず、却下と判断するケースが多いんです。


●審査に不利な業種

クレジットの審査上では審査に不利な職種がいくつかあります。

審査当時の経済情勢によって、倒産が多い特定の業種などは審査を厳格にする場合もありますが、昔から水商売や風俗店は審査が厳しく行われています。

理由は至ってシンプルです。
これらの業種は離職率が非常に高く、申込み時点でも勤務年数が短い方が多いからです。

特にパチンコ店勤務などで住込みの場合は、退職すれば住所も変わることになりますから、延滞が発生した場合に追跡が非常に困難になりますから、当然に審査も厳しくなります。

しかしこれらの業種に就いている方でも、勤務年数や支払い実績を重ねていけば大丈夫です。
また申込者には問題が無くても、勤務先の連絡先が携帯電話のみであるような場合や、固定電話があっても104の番号案内・住宅地図などで勤務先が実在するかの裏づけが取れずに却下となる場合もあります。


●勤務年数

新卒の方などは勤務年数が短くても当たり前ですし、転職される方も多いので勤務年数が一定以上でないと審査は厳しくなるとは断言できません。

しかし、高額のクレジット申込みや、過去の利用実績で何度も職を変えていて、ひとつの会社での勤務年数があまりにも短い場合は要注意とみられます。
頻繁に転職をされる方はクレジット支払い中に退職することも考えられ、そうなると返済原資の確保が困難になり、返済不能になると予測されるからです。

特に高収入の大企業や有名企業勤務である必要はありません。
勤務年数を5年、10年と重ねられている方はそれなりの定収ありと判断されます。
1箇所で普通に働いていれば、高額のクレジットでも、審査を比較的有利に運ぶ材料になるわけです。

         

クレジットカードの審査基準

関連エントリー

■クレジットカード『就労先』について ■クレジットカード『電話』について ■クレジットカード『居住年数』について ■クレジットカード『住居』について ■クレジットカード『家族』について ■クレジットカード『年齢』について ■クレジットカード『性別』について ■クレジットカード『属性』について