■クレジットカード『年齢』について
●クレジット申込みは原則18歳以上
クレジットの申込みをするには、審査基準上の年齢をクリアしておく必要があります。
両親などの親権者や法定代理人の同意、または連帯保証があればショッピングクレジット・オートローン・クレジットカードは、18歳(原則高校生不可)から申込みが可能な年齢としています。
ただし、キャッシング専用カードや消費者金融の申込みは20歳以上に年齢を定義している会社が殆どです。
未成年者のクレジット申込みの場合、親権者や法定代理人の同意や連帯保証が必要な理由は、民法4条で同意がない未成年者の契約は全て取り消しが可能と規定されているからです。
もちろん審査基準の例外もあります。
未成年者でも結婚している場合などは成人として扱われ、同意を得ることなくクレジットの申込みが可能です。
●審査基準の上限年齢
これに対して審査上の年齢の上限は各クレジット会社の審査基準によって変わってきますが、大体70歳前後と審査上で年齢を定義している会社が多いようです。
ただ上限年齢に引っかかっていても、クレジットで購入する加盟店や商品や金額、同居家族の有無や過去の利用実績によって審査は変わってきます。
この上限年齢を設けている最大の理由は、高齢になれば完済するまでに果たして健康状態が維持できるかどうかの不安があるからなんです。
クレジット会社にしてみれば、身寄りが無いお客が債務を残したまま死んでしまえば、貸し倒れとなってしまいますよね。
ですから申込者が上限年齢前後の場合は、審査の段階で長期のローンは契約させない方向で加盟店を通じて顧客と交渉します。
一般的に、高齢者の申込みは若い人に比べるとシビアに審査が行われます。
●年齢と商品の整合性を審査
申込者の年齢にふさわしい商品かどうか、ということも審査されます。
分不相応な商品(たとえば20歳前後の年齢でで500万円のオートローンを申込むとか)の場合は審査以前の問題で却下にするクレジット会社も多いようです。