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■クレジットカード『延滞3ヶ月』になると

●延滞3ヶ月

約定返済日から2ヶ月以上支払いが行われないと、CICなどの信用情報機関に「異動情報」などの延滞情報が記録されることになります。

CICでは「61日以上または3ヶ月以上支払いが延滞している情報」が異動情報として記録される、としているんです。


●法的措置などの厳しい督促

延滞しているクレジット会社からはより厳しい督促が行われることになります。

「延滞2ヶ月」でも書きましたが、2ヶ月程度で商品の引き上げを行わなかったクレジット会社でも、この時点では支払い督促などで債務名義を取得し、強制執行などの法的措置を講じてきます。


●信用情報機関に異動情報が記録

CICのクレジット情報に直近24ヶ月分の支払い状況がアルファベットや「$」などのマークが記載されることは先述しました。

3ヶ月延滞が確定しますと、それに加えて登録内容の「返済状況」の欄に「異動」と記録されます。
この「異動」が、その情報を参照したクレジット会社が原則却下する材料となり、一般に言われる「ブラックリスト」に該当します。

「異動」情報は「延滞3ヶ月以上で督促や法的手続きを行っても回収できないひどい状態」であるとクレジット会社は定義していますから、どんなに審査が甘いと言われるクレジット会社でも、審査が通ることは容易ではありません。

信用情報について意識が薄い方は「遅れても支払ってしまえば問題ないだろう」と考えがちです。
しかし、現実のクレジットの審査では「約束した日に支払っている」ことを重視するわけですから、完済していても異動情報があればクレジットは利用できません

         

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