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■クレジットカード『初期延滞』について

●初期延滞とは

クレジット契約には特殊な場合を除いて約定返済日というのが定められており、毎月27日が約定返済日になっていれば、その前日の26日までに支払い金額を引落とし口座に入金していなければなりません。

これが残高不足などで引落としができないと、「初期延滞」としてカウントされます。


●初期延滞によるクレジット上の制約

この初期延滞には約2週間後くらいに再引落とし制度を設けているクレジット会社が多いので、そこで無事に引落としされれば問題が無いように思われている方が多いんです。

しかし銀行系クレジットカードでは再引落とし日に入金されたとしても、初期延滞の回数が年に数回になるとカードの更新停止、盗難・紛失時の再発行停止、またその時点でカード返却を求められる場合があります。

信販系や流通系のクレジット会社は、一般的にそこまでは厳しくはありません。
でも引落とし不能が何回も累積していくと、銀行系カードのようにカード利用上の制約を受けます。

また初期延滞が毎月のように発生していると、新しくクレジットを申込みをする際にも審査上で制約を受けます。

残債が10万円あったとして初期延滞が続いていればどうでしょう?
貸す側とすれば、残債が増えることでさらに支払いが困難になる事は目に見えています。

自分勝手な理由で、故意に再引落とし日に支払っているような人は、約定返済日に引落としがされるようになるまで、その会社ではクレジットの利用ができなくなる場合だってあるんです。

本来再引落とし日はどうしようもない理由で入金ができない人のためにあるわけです。
病気や急な出張で入金ができなかった場合は、すぐにクレジット会社に連絡を入れることが大切です。
再引落としを待たずに入金しておけば、毎月再引落とし日に支払っているような人とはクレジット会社の心象が全く違ってきます。

クレジットの利用にあたっては、「再引落とし日があるんだから」と言う考えでは、あなた自身にかかるリスクが大きいのです。
返済約定日に支払って当たり前なんだと言う事を、自覚しておくべきでしょう。

         

クレジットカードのブラックリストとは

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